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制作会社に修正を依頼するときのチェックリスト

診断で問題が見つかったら、次は修正です。制作会社に正確に伝えて、確実に直してもらうためのポイントをまとめました。

・約6分で読めます

診断で問題が見つかっても、自社で直せるとは限りません。多くの中小企業では、サイトの制作や保守を外部の制作会社に任せています。ここでは、修正の依頼をスムーズに進めるためのポイントを紹介します。

依頼の前に確認すること

契約の範囲

まず、保守契約の内容を確認しましょう。

  • ソフトウェアの更新は保守の範囲に入っているか
  • セキュリティの修正は、別途の見積もりになるか
  • サーバーやドメインの管理は、誰が担当しているか

サーバーやドメインを別の会社が管理していることもあります。DNS の設定(SPF・DMARC など)は、ドメインの管理者でないと変更できません。

誰に何を頼むか

問題の種類主な担当
CMS・プラグインの更新、公開ファイルの削除制作会社
証明書・TLS・応答ヘッダーの設定制作会社またはサーバー会社
SPF・DKIM・DMARC、DNSSECドメインの管理者
メールサービスの設定(DKIM の有効化など)メールの管理者

依頼のときに伝えること

修正の依頼は、次の内容をそろえて伝えると、やり取りの往復が減ります。

  1. 対象: ドメイン名(サブドメインも含めて)
  2. 問題: 何が見つかったか(レポートの該当箇所)
  3. 根拠: どこで、どのように確認したか(診断 ID や、応答の内容)
  4. 期待する状態: 直ったあと、どうなっていればよいか
  5. 優先度と期限: どれを先に、いつまでに直してほしいか

当サービスのレポートは、問題ごとに根拠と直し方を載せているので、そのまま添付して依頼に使えます。

優先順位の付け方

すべてを一度に直す必要はありません。次の順で考えると判断しやすくなります。

  • すぐに: 設定ファイルやバックアップの公開、悪用が確認されている脆弱性
  • 早めに: サポートが終了したソフトウェア、古い暗号方式、証明書の期限が近いもの
  • 計画的に: セキュリティヘッダーの追加、DMARC の段階的な強化

直ったことを確かめる

修正の報告を受けたら、もう一度診断して、問題が解消されたことを確かめましょう。「直したつもり」で終わらないことが大切です。

修正のあとも、プラグインの追加やサイトの改修のたびに状態は変わります。定期的な自動診断を設定しておけば、新しい問題が見つかったときにすぐ気づけます。

依頼文の例

いつもお世話になっております。 外部のセキュリティ診断で、当社サイト(www.example.co.jp)に以下の問題が見つかりました。添付のレポートをご確認のうえ、対応の可否と費用・期日のお見積もりをお願いできますでしょうか。

  1. /.env ファイルが外部から閲覧できる状態(至急)
  2. WordPress のプラグインが古い版のまま
  3. TLS 1.0 / 1.1 が有効になっている

対応後、こちらで再診断して確認いたします。よろしくお願いいたします。